編集部員の石垣です。
先日、埼玉県にある花咲徳栄高校の女子サッカー部が、新人戦で4年連続5回目の優勝となりました✨県内大会は10大会連続での優勝。おめでとうございます!
花咲徳栄高校では、食育実践科の生徒が普通科の学生に向けた食育指導を積極的に行っています。前回の記事(こちら)でもご紹介したアスリートメシ(通称:アスメシ)。スポーツに打ち込む人に良いとされる栄養バランス・栄養素を考慮した食事メニューを学生が考案しています。
花咲徳栄高校 食育実践科のアスメシ
〜 メニュー 〜
玄米ご飯、かきたま汁、ソースカツ、高野豆腐と野菜のラザニア風、大根と蒟蒻の柚子味噌田楽、春菊と茸のベーコン炒め、切り昆布と大豆の炒り煮
高野豆腐と野菜のラザニア風(食育実践科食育だより より)
ラザニアは通常、平たいパスタを使用しますが、栄養豊富な高野豆腐で代用。高野豆腐は、豆腐を凍らせた後に低温熟成し、乾燥させた保存食品です。豆腐の栄養が凝縮され、肉や魚と比べて2〜3倍のアミノ酸が含まれます。そのため、筋肉がつきやすくなったり、スタミナを維持させる効果が期待できます。また、歯ごたえがあるので、しっかりと噛め、満足感も得られます。
私も食べさせていただきましたが、味付け、食材の組み合わせが素晴らしく、大満足なアスメシでした✨
高校生の成長段階では、成長に必要な分のエネルギーの使用で、運動する分のエネルギーが枯渇してしまわないように、食事からの十分な栄養摂取が欠かせません。サッカーの戦術や技術、競技における専門の体力作りをするためには、基礎体力があってこそ食べたものが体からだの材料になり、からだの調子を整える大事な役割を担っています。
同じ釜の飯を食べてチーム力アップ
仲間と一緒に食事をし、コミュニケーションをとることで、良好な関係になっていくと「オキシトシン(=絆ホルモン)」が分泌されます。不安な気持ちを抑えて、信頼関係を強める効果があります。ハイタッチなどのスキンシップでも同様の効果が期待できます。絆ホルモンを増やして、試合で力を発揮しましょう!
花咲徳栄高校食育実践科のアスリートメシは、パフォーマンスアップのための土台になる基礎体力を向上させるために大変効果的な食事提案と言えます。