花咲徳栄高校 第38回文化祭「食育実践科のブースを取材させていただきました」

こんにちは。

編集長の松林です。

先日、花咲徳栄高校の第38回文化祭の取材にお伺いしました!

花咲徳栄高校は野球部の甲子園優勝を始め、女子サッカー部、レスリングなど運動部、そして文化部ともに優秀な実績が多数ある高校です。

さらに特徴的であるのが、食育実践科の存在です!

「スーパー食育スクール」活動の実践

〜地域と連携した地産地消の食育活動〜

近隣の幼稚園、小中学校と連携し、出張授業を中心に地産地消の活動を行っています。

〜食育啓蒙を通した強靭な体力づくり〜

食事管理とスポーツテストの結果を連動させたデータを収集・分析し、生徒の体力向上と文部科学省への「食育」データ提供を行っています。

食育推進が生徒の身体を作り、部活動の数々の実績を生んでいます!

今回はこちらの食育実践科の生徒たちが運営しているブースを取材させていただきました。

花咲徳栄名物の食育実践科レストラン

花咲徳栄高等学校は平成26年から3年間、文部科学省事業「スーパー食育スクール」の指定校として、また、昨年度は同省の「つながる食育推進事業」のモデル校として様々な食育指導を推進しています。その折り、学業に励む生徒たちを栄養面からサポートしようと生まれたのが、「スタディメシ(スタメシ)」です。記憶力増進が期待できるDHA・EPAやレシチンを豊富に含んだ食材を選んでいます。食育実践科レストランでは、3年生がメニューを考案し、全学年で調理しています。席の誘導から食事提供まで食育実践科の生徒たちがおこなっています。

当日360食分のスタメシ食事チケットは、11時開場と同時に長蛇の列で、あっという間に完売!

舌平目のフライ タルタルソース添え
白身魚の柔らかさを細かめのパン粉でパリッとした食感!手作りのタルタルソースは塩分控えめで相性バッチリ!

小鉢<初夏の春雨サラダ>
初夏の風物である枝豆を使い、春雨との食感もよく、レモン風味のドレッシングがさらに暑い季節にピッタリ!

デザート<甘酒プリン フルーツ添え>
飲む点滴と言われる甘酒をプリンにすることで食べやすく、さらにミントとフルーツを添えることで贅沢なスイーツに!


こちらは洋風のスタメシメニュー(ハンバーグ)

調理担当の生徒、接客担当の生徒たち全員が協力しながら、360名ものお客様をもてなしました。翌日の日曜日は540食分を用意しましたが、こちらも全てチケット完売したそうです。

他のブースでも食育実践科の生徒たちが大活躍!

地元加須市の商品を販売する地産地消ブース!


こちらは加須名物の「加須うどん」が食べれるブース。元気な生徒たちの呼び込みに吸い寄せられるようにお客様がいっぱい!


埼玉県加須市とその周辺地域で生産され食べられているうどん。五家宝と並ぶ加須市の郷土料理となっています。


可愛い手書きメニュー黒板!加須カレーパンも美味しそうですね!

生徒が単に地元の食材を販売するという感覚ではなく、「自分たちが第6次産業化に取り組むことで地元を盛り上げたい」という考えをしっかり持っていることに感動しました!

手作りレシピのブース!

食育実践科1.2.3年生が考えたメニュー提案ブース!手作りレシピの豊富さにびっくり!

食育実践科は学年ごとの交流も多く、どのブースでも1年生〜3年生が一緒になって笑顔いっぱいで楽しんでました!

取材を終えて

花咲徳栄高校の生徒さんはみんな笑顔で挨拶もしっかり!改めて「食べることの大切さ」を学ぶ花咲徳栄の環境が、人としての礼儀正しさを身に付け、さらに自発的な教育の意欲を生んでいると感じました。

来年の文化祭にお伺いするのが今から楽しみです!
職業:パパさん
資格:東京農業大学 食農教育研究室 メディアアドバイザー
好きな料理、食べ物:ステーキ・お肉なら何でも大好き!
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