これから本格的に冬に入りますね。
年始には国民大注目の駅伝がありますね🏃💨!
みなさんどこの大学を応援していますか(・ω・)ノ⁉︎
あの長距離を全力で駆け抜けるには ”筋肉” はかなり重要ポイントではないでしょうか。
運動する方運動しない方、年齢・性別問わず関係する筋肉について少し解説します💪
深掘りするのは「骨格筋」
腕や脚の筋肉に代表される「骨格筋」は名前の通り身体の関節にまたがって張られているので、私たちは骨格筋を収縮させることによって身体を動かしています。
この「骨格筋」は運動神経の支配を受けており、脳からの指令によって収縮をしています。
この骨格筋を動かすためのシステムというのは・・・?
骨格筋へエネルギーを供給するメカニズム
筋肉が収縮するエネルギー源は「 ATP」です。
しかし、骨格筋に蓄えられる「ATP」の量は非常に少ないんです。
私たちの身体は、食事から摂取した糖質や脂質を身体内に貯蔵しており、それらを分解して得られたエネルギーを使っています。
糖質というのは、骨格筋や肝臓に”グリコーゲン”として蓄えられており、筋肉はグリコーゲンを分解して代謝されることによってエネルギーを得ています。肝臓のグリコーゲンは血糖(血中グルコース)まで分解され血液中に放出され、筋肉に取り込まれて「ATP」合成のために代謝されるか、あるいは筋肉グリコーゲン合成の材料に使われます。
ここまで「骨格筋」と「ATP」について触れましたが
身体にグリコーゲンとして貯蔵できる量は1日分のエネルギー消費量にも満たないんです。
例えば駅伝の選手のような、激しい運動の際には筋肉グリコーゲンを分解することで、素早くエネルギーを取り出し「ATP」を作ります。長距離にわたる激しい筋肉活動だと、、、
筋肉グリコーゲンは枯渇してしまいます( ; ; )
そのまま運動を続ければ、エネルギー不足になり”疲労”になります。
しかし
運動前に筋肉グリコーゲンが蓄えられていれば、運動しても枯渇に至るまでの時間を延長させることができるので疲労を防止できます‼️
この方法はずばり 「グリコーゲンローディング」
スポーツ選手の試合前に使われる方法のひとつです。
まず、試合の1週間前に強めのトレーニングをすることで、一度筋肉グリコーゲンを減少させます。さらに、3日間は高脂肪・高たんぱく質食を食べ続けることで筋肉グリコーゲンを完全に枯渇させます。
そして、筋肉グリコーゲン合成能力が高まったところで次の3日間に高糖質を食べ続けると、待ってました!とばかりに筋肉に筋肉グリコーゲンを合成して貯蔵量が2倍近くに増えます!
駅伝に限らず、長距離を全力で走るスポーツにはこのグリゴーゲンローディングにより、試合当日にコンディションをピークに持って行く事が可能になります😄!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
今後テーマにしてほしいものなどあれば、いつでもコメントください〜^^/✨