二十四節気の食ネタについてお届けします。
2025年2月18日(火)は雨水(うすい)の日
期間は2月18日(火)から3月4日(火)まで。
雨水とは、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が解け始める時期という意味です。草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹き、ウグイスの鳴き声が聞こえ始める地域もあります。
例年、雨水の頃には梅の花が見頃を迎え、全国各地の梅の名所では梅まつりが開催されます。梅は桜と並んで古くから日本人に愛されている花で、奈良時代の花見といえば梅が一般的でした。
【旬のさかな 】蛤(はまぐり)
【旬のやさい 】菜の花(なのはな)
【旬のくだもの】八朔(はっさく)
【雨水のおすすめ食材】蛤(はまぐり)
蛤の殻のつなぎ目は、人間の指紋のようにすべて形が違います。そのため、対になる殻以外は合わないことから、夫婦円満を象徴する縁起物としてひな祭りや祝い事に欠かせない食材です。
貝類の中でも特に脂質が少なくヘルシーな蛤には、鉄分・タウリン・亜鉛・ビタミンB12など、私たちの健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。