『寒露(かんろ)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

『寒露(かんろ)』
2024年10月8日(火)は寒露(かんろ)の日

期間は10月8(火)から10月22日(日)まで。

寒露(かんろ)とは、夜が長くなり、露がつめたく感じられる頃。
朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。
夜空を見上げると、より美しくきれいに輝く月が見られます。

【旬のさかな 】鰰(はたはた)

【旬のやさい】ごぼう

【旬のくだもの】ざくろ

 

【寒露のおすすめ食材】鰰(はたはた)
秋田の郷土料理にはなくてはならない存在であるはたはた。ぶりこと呼ばれる卵には、旨味が濃縮されているためねっとりと濃厚です。
鰰(はたはた)は味わいは淡白な白身魚ですが、栄養成分はたっぷり。
粘膜にうるおいをもたらし抵抗力を高めるビタミンAや、若さを保つビタミンEが含まれます。
また、骨の健康を保つ他、心臓や筋肉、神経伝達組織の働きを円滑に保つために大切なカルシウムは魚全般の中でも豊富です。
良質のたんぱく質もたっぷりですから、寒い季節の風邪予防にはもってこいの魚です。

【名前の由来】
はたはたを漢字で書くと「鰰」。魚偏に神と書くなんとも威厳のありそうなこの魚の名前は、晩秋から初冬の海が荒れて雷鳴が轟くような時期に獲れることから、
雷光の古語「霹靂神(はたはたがみ)」に由来するといわれています。
また、「鱩」と書くこともあり、こちらも同様に雷が鳴る時期に沿岸に大群で寄せてくる魚であることを意味しています。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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