二十四節気の食ネタについてお届けします。
2024年8月22日(木)は処暑(しょしょ)の日
期間は8月22日(木)から9月6日(金)まで。
処暑の「処」という文字には「とめる」「とまる」などといった意味があり、この時期から次第に暑さがおさまる頃を表します。
残暑はまだ厳しいものの、夏の太陽の勢いが徐々に鎮まり、朝晩は涼しさのある風が吹き始めます。
また、昔から処暑の頃は台風が発生しやすい時期とも言われています。備蓄品のチェックなども確認しておきましょう。
【旬のさかな 】サンマ
【旬のやさい 】さつまいも
【旬のくだもの】ぶどう
【処暑のおすすめ食材(サンマ)】
秋を告げる代表的な魚「サンマ」はとても栄養豊富です。
●必須アミノ酸をバランス良く持つ高品質のタンパク質
●貧血予防に役立つ鉄分
●粘膜を強化するビタミンA
●骨や歯の健康をサポートするカルシウムとビタミンD
さらに、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸も含有しています。
サンマのDHAは、高血圧の予防や脳の機能を正常に維持する効果があるとされており、さらに質の良い睡眠をサポートする効果も期待されています。
一方、EPAは血流を良くする効果があるとされており、動脈硬化や血栓のリスクを低減するのに役立ちます。
また、サンマにはビタミンB12がたっぷりと含まれており、これは「造血ビタミン」として知られ、貧血予防に効果的とされています。さらに「末梢神経のビタミン」とも呼ばれるビタミンB12は、眼精疲労や肩こり、神経痛の改善も期待できるそう。