『小寒(しょうかん)』

二十四節気と食ネタについてお届けします。

2023年1月6日(金)は小寒(しょうかん)の日
期間は1月6日(金)から1月19日(木)

小寒は、一年で最も寒さが厳しくなる時期の始まりを意味しています。
小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、次の節気である大寒(だいかん)と合わせた約1カ月間は「寒中」「寒の内」と呼ばれる1年で最も寒さの厳しい時期になり、寒中見舞いを出し始める時期でもあります。

【旬のさかな】鱈(たら)
【旬のやさい】カブ
【旬のくだもの】みかん

【小寒の食ネタ(七草がゆ)】
1月7日は「人日(じんじつ)の節句」。春の七草を入れた七草粥を食べることで、一年の無病息災を祈るとともに、お正月のおせち料理などで疲れた胃や腸を休めるという意味があります。

春の七草:せり・なずな ・ごぎょう・はこべら ・ほとけのざ・すずな(カブ)・すずしろ(大根)

《七草の持つ意味と、効能》

●芹(せり)=「競り勝つ」解熱効果や胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、食欲増進、血圧降下作用あり。

●薺(なずな)=「撫でて汚れを除く」利尿作用や解毒作用、止血作用を持ち、胃腸障害やむくみにも効果あり。

●御形(ごぎょう)=「仏体」痰や咳に効果があり、のどの痛みもやわらげる効果あり。

●繁縷(はこべら)=「反映がはびこる」昔から腹痛薬として用いられており、胃炎、歯槽膿漏にも効果があり。

●仏の座(ほとけのざ)=「仏の安座」胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があり。

●菘(すずな)=「神を呼ぶ鈴」胃腸を整え、消化を促進。しもやけやそばかすにも効果があり。

●蘿蔔(すずしろ)=「汚れのない清白」大根のことです。風邪予防や美肌効果あり。

 

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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