二十四節気と食ネタについてお届けします。
2022年10月23日(日)は霜降(そうこう)の日
期間は10月23日(日)から11月6日(日)
読み方は、「しもふり」と呼んでしまいそうですが、「そうこう」と読みます。
霜降(そうこう)とは、朝晩の冷え込みがさらに増し、地域によっては朝霜が降りはじめる頃です。暦上では最後の秋の節気となり、草花についた露が霜に変わり、日が短くなったことを実感し、だんだんと冬が近づいてきたことを感じることができます。
そして、この霜降の季節のイベントに「紅葉狩り(もみじがり)」があります。この季節は、もみじや蔦(つた)が色づいてくる頃です。紅葉は、最低気温が8度以下の日が続くことで、葉っぱが緑色から赤色や黄色に変化することをいいます。鮮やかな色に染まりきった山々の景色は、とても美しく、秋の楽しみの1つでもあります。
【旬のさかな 】秋鮭(あきざけ)
【旬のくだもの】柿
【旬のやさい】さつまいも
【柿の食ネタ】
『柿が赤くなると医者が青くなる』ということわざがあるほど、柿には体によい栄養がたくさん含まれています。
柿に含まれるビタミンAには、皮膚や粘膜の健康をサポートする働きがあります。ウィルスの侵入を防ぐためには、のどや鼻の粘膜を強化して、粘液分泌を高めることが大切です。また、柿に含まれているビタミンCの含有量は果物の中でも上位です。柿100gあたりに含まれるビタミンC は70mgであり、柿半個〜1個で1日分のビタミンCが摂取できるといわれています。
ビタミンCは美容効果が高く、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の沈着を防ぐ働きがあるとされ、美肌効果が期待できます。また、免疫力を高める効果もあるといわれ、風邪をひきにくい丈夫な身体をつくるサポートもしてくれます。
「免疫力」が注目されている今、積極的に摂取したいものですね。