二十四節気と食ネタについてお届けします。
『穀雨(こくう)』
2021年4月20日(火)は穀雨(こくう)の日
期間は4月20日(火)から5月4日(火)まで。
穀雨(こくう)とは、「穀物を運んでくれる春の雨」という意味があります。
春の柔らかな雨に大地は潤い、新芽や若葉はぐんぐん育っていきます。
昔から穀雨の頃は、茶摘みが始まるお茶農家や、苗代を仕込む米農家ではとても大事な時季とされてきました。
春眠暁を覚えず
この言葉、「こんなに眠いのは春だから仕方ない」という意味で使っていますが、実はこれは少し違うようです。
冬から春になると、夜明けがどんどん早くなっていきます。その様を見ながら、夜明けがこんなに早いのは春だからなんだなあ、という意味合いが込められているのがこの言葉の始まりだそう。
春だから眠い、というのは…。
春先に感じる疲労感や倦怠感を総称して「春バテ」と呼ばれています。
春は気温や気象の変化が激しくなるため、体が対応できなくなってしまうことがしばしば。
①睡眠 ②リラックス ③食事 ④体を温める など
自分なりの解消法を身に付けて「春バテ」の予防と対策を心がけたいですね。
【旬のさかな 】鯵(あじ)
【旬のやさい】蓬(よもぎ)
【旬のくだもの】枇杷(びわ)
【穀雨の時季のオススメ食材】蓬(よもぎ)
草餅や草団子で親しまれているよもぎ。
実は栄養素がとても豊富で「ハーブの女王」と称されるほど万能な薬草。
天ぷらやお浸しでいただいたり、入浴剤、スキンケア、お灸などなど、楽しみ方もいろいろです。
[よもぎの主な効能]
①浄血・増血作用
②デトックス作用
③腸内環境の改善、便秘の解消
④美容効果
⑤リラックス・安眠効果
大牧さん
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いつも時節と季節の食ネタ投稿ありがとうございます!
なんとなく食べている季節の行事食にもちゃんと意味があるんですよね♪
ここで得た情報を色々な人に「知識人」ぶってお話ししています(笑)
小沢直史さん
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大牧さん
コメントいただきありがとうございます。
改めて意味を知ると、とても大事なことだなぁと思いますね。色々な方にお話いただきありがとうございます!
岡田 記世子さん
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小沢さん
NPO日本食育インストラクター協会事務局の岡田です。
二十四節気と食ネタありがとうございます。
いつもながら、勉強になります。
春バテもあるんですね。
小沢直史さん
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NPO日本食育インストラクター協会事務局 岡田様
コメントをいただきありがとうございます。
私自身も二十四節気について学びながら、投稿させていただいております。
四季折々の旬の食材や、先人たちの知恵による習わしの意味を知り、改めてその大切さに気付かされます。
春は気候が穏やかで過ごしやすいですが、寒暖差や環境の変化により心身のバランスを崩しやすい季節でもあるそうです。
自分なりのストレス解消法を心がけて、心身ともに健やかに過ごしたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。