『小寒(しょうかん)』

二十四節気と食ネタについてお届けします。

2025年1月5日(日)は小寒(しょうかん)の日、期間は1月5日(日)から1月19日(日)
文字通り「寒さが小さい」という意味で、一年で特に寒い大寒に向かって、最も寒さが厳しくなる時期の始まりを意味しています。
小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、次の節気である大寒(だいかん)と合わせた約1カ月間は「寒中」「寒の内」と呼ばれ、1年で最も寒さの厳しい時期です。寒中見舞いを出し始める時期でもあります。

【旬のさかな】ふぐ

【旬のやさい】せり

【旬のくだもの】金柑

【小寒の食ネタ(ふぐ)】

「五十にて 河豚(ふぐ)の味を 知る夜かな」
こちらの味わい深い一句は、歴史上の人物である江戸時代の俳人、小林一茶が遺した言葉です。
ふぐの本当のおいしさは、人生の酸いも甘いも噛み分けた50歳ぐらいになってはじめて分かるもののようです。

《ふぐの効能》
ふぐには、たんぱく質・カリウム・ビタミンD・ビタミンB6・亜鉛・タウリンと含まれています。
たんぱく質は血液や皮膚、筋肉、内臓などを構成するための栄養素です。
カリウムは余分な塩分を排出するはたらきがあり、塩分の摂りすぎなどを調整してくれることにより、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進してくれる成分で、日光を浴びることによって体内で合成することができます。
ビタミンB6は、たんぱく質の吸収に欠かせない栄養素です。亜鉛は酵素を構成する成分で、人間が健康に活動する上では重要な栄養素です。
タウリンは肝臓や心臓の機能を高めたり、消化器官の中でコレステロールの吸収を抑えるはたらきがあるとされています。

《ふぐに期待できる嬉しい効果》
筋肉を作る・美肌効果・高血圧予防・肝機能を高める

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
こよみ ふとし♪ 二十四節気について発信していきます!
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