二十四節気の食ネタについてお届けします。
2024年12月7日(土)は大雪(たいせつ)の日、「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。
期間は12月7(土)から12月20日(金)まで。
大雪とは、雪が盛んに降りだす頃という意味で、山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る時期です。
その字のごとく大雪(おおゆき)になる地域もあります。熊などの冬眠をする動物が冬ごもりを始める頃でもあります
【旬のさかな 】ぶり
【旬のやさい】大根
【旬のくだもの】洋梨
【ぶりの食ネタ】
『ぶり』は出世魚と呼ばれ、成長とともに名前が変わります。
関東では、20cmまでを『わかし』・『わかなご』、40cm位を『いなだ』、60cm位を『わらさ』、90cm以上を『ぶり』と呼び方が変わります。
お寿司屋さんやスーパーや鮮魚店等のお刺身でよく見かける『はまち』は、関東では養殖ものの呼び名として使われています。
関西では、『わかな』・『つばす』→『はまち』→『めじろ』→『ぶり』。
北陸では、『つばえり』→『こずくら』→『はまち』→『ふくらぎ』→『がんど』→『ぶり』と変わります。
以上の呼び名は一例で、地方や地域で色々な呼び名があります。
ぶりの栄養は青魚の中でもトップクラスです。特にDHAとIPAが多く含まれており、
学習・記憶能力の向上、動脈硬化・心筋梗塞 ・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病の予防効果があると言われています。
栄養効果を高めるために、緑黄色野菜、じゃがいも、種実類や油脂類との食べ合わせがおすすめです。