『立冬(りっとう)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2024年11月7日(木)は立冬(りっとう)の日
期間は11月7日(木)から11月21日(木)まで。

「冬が立つ」と書く「立冬」は、冬の始まりを示しています。
「立」の字には“新しい季節になる”という意味があり、立春、立夏、立秋と並んで、季節の大きな節目です。
立冬から2月初旬の立春の前日までが、暦のうえでの「冬」になります。
空気がぐっと冷たくなり、冬の使者「木枯らし」が吹くのもこの時期です。

【旬のさかな 】ヒラメ
【旬のやさい】白菜
【旬のくだもの】柿

【ヒラメの食ネタ】
タイとともに白身魚を代表する「ヒラメ」、低脂肪高タンパクな魚です。
利尿作用のあるカリウムや、別名“脂肪のビタミン”ともいわれ、脂肪の代謝を促進するビタミンB2が多く含まれており、
生活習慣病の予防に効果があります。また、縁側には良質のコラーゲンやマグロのトロと同じくらいのDHA、EPAが含まれています。

カラダが平べったいことから、魚ヘンに平で「鮃(ヒラメ)」と書きます。
ヒラメは古くから日本人に親しまれてきた食材で、養殖も盛んにおこなわれています。
天然と養殖は見た目で判断することができます。裏側が真っ白いものが天然で、黒い模様があるものが養殖です。

「左ヒラメに右カレイ」という言葉がある通り、カレイは体の右側に目があり、ヒラメは左側に目があります。
卵から孵化したときは普通の魚と同じように左右についていますが、成長するにつれ何故か目の位置が移動していきます。
体長が13センチほどになると完全に眼の位置が左側に寄ってしまう本当に不思議な魚です。

※右ヒラメ・左カレイもいるそうです。ますます不思議な魚ですね。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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