2024年8月7日(水)は立秋(りっしゅう)の日
期間は8月7日(水)から8月21日(水)まで。
「秋が立つ」と書くように、立秋は「秋の気配が徐々に立ち始める期間」を意味します。
ただ、実際にはこの頃はまだかなり暑い日が続く時期です。「暑さ寒さも彼岸(秋分の頃)まで」と言うように、気温が下がり、秋の気配が漂うのはまだ先になります。
立秋は「秋の兆しが見え始める頃」という意味です。立秋以降の暑さは「残暑」と呼ばれます。そのため「暑中見舞い」は、立秋以降には「残暑見舞い」に変わります。
この頃から空が少しずつ高く感じられ、いわし雲やうろこ雲が見られるようになります。
【旬のさかな 】鱸(スズキ)
【旬のやさい】オクラ
【旬のくだもの】桃
【鱸(スズキ)の食ネタ】
春のマダイ、冬のヒラメとならぶ、夏を代表する白身魚です。
鱸(スズキ)はブリなどとならぶ出世魚のひとつで、生まれてからコッパ、セイゴ、フッコ、スズキと呼び名が変わります。
夏の鱸(スズキ)は滑らかな舌触りを持ち、クセがないため、和洋中どんな料理にも合うとされています。
「洗い」や「刺身」の他にも、「塩焼き」や「味噌焼き」などの焼き物、「蒸し物」、「ムニエル」などもおすすめです。
【鱸(スズキ)の栄養】
粘膜を丈夫にしてくれるビタミンA、糖質や脂肪の代謝に関係するビタミンB1・B2・ナイアシン、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、
老化防止に効果的なビタミンEが適度に含まれています。
また、スズキは鉄分の多い魚です。 タンパク質と結びついた吸収率のよいヘム鉄という形で含まれるために体内で吸収がよく、貧血予防に役立ちます。