『夏至(げし)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2024年6月21日(金)は夏至(げし)の日
期間は6月21日(金)から7月5日(金)まで。

夏至は『日長きこと至る(きわまる)』という意味があり、日本を含む北半球では一年のなかで最も昼の時間(日の出から日の入りまで)が長くなり、太陽の南中高度が最も高くなる日です。一方、南半球では逆に一年のなかで昼の時間が最も短くなります。
また、夏至を境に暑さが増して本格的な夏が訪れます。

【旬のさかな 】真蛸(まだこ)
【旬のやさい 】冬瓜(とうがん)
【旬のくだもの】無花果(いちじく)

【おすすめ食材】真蛸(マダコ)
夏至から数えて11日目からの5日間を『半夏生(はんげしょう)』といいます。昔から、夏至から半夏生に入るまでの間に田植えを終わらせるのが良いとされており、無事に田植えが終われば田んぼの神様に感謝をする行事を行うところもあります。また、関西では半夏生にタコを食べる風習があります。これは、稲がタコの足の吸盤のようにしっかりと根付き、たくさんの稲が育つようにという願いが込められたものとされています。
マダコの旬も6月から7月で、ちょうど半夏生の時期と重なります。マダコはたんぱく質やタウリン、亜鉛などの豊富な栄養が含まれており、疲労回復や夏バテ防止に効果があります。
湿度が高くなり、体調にも現れやすいこの時期に旬のタコ料理で、暑い季節のスタミナチャージをしていきましょう。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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