『立秋(りっしゅう)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

『立秋(りっしゅう)』
2023年8月8日(火)は立秋(りっしゅう)の日
期間は8月8日(火)から8月22日(火)まで。

「秋が立つ」と書くように、立秋は「秋の気配が徐々に立ち始める期間」を意味します。
ただ、実際にはこの頃はまだかなり暑い日が続く時期です。「暑さ寒さも彼岸(秋分の頃)まで」と言うように、気温が下がり、秋の気配が漂うのはまだ先になります。立秋は「秋の兆しが見え始める頃」という意味です。立秋以降の暑さは「残暑」と呼ばれます。そのため「暑中見舞い」は、立秋以降には「残暑見舞い」に変わります。

【旬のさかな 】鱸(スズキ)
【旬のやさい】トウモロコシ
【旬のくだもの】桃

【鱸(すずき)の食ネタ】
今が旬、食卓に涼を感じさせる白身の魚「鱸(スズキ)」についての食ネタです。
鱸(スズキ)はブリなどのように、幼魚から成魚まで何度か名前を変える出世魚としても知られている魚です。生まれたときにはコッパ、少し大きくなるとセイゴ、フッコと名前を変え、最後にスズキになります。
スズキという名前は、一説では、身に血合いがほとんどないことから「すすぎ洗いしたようなきれいな身」の「すすぎ」が「スズキ」となったとも言われています。その由来通り、身は白く、冬のヒラメ・春のタイ・夏のスズキといわれるくらい、誉れ高い白身魚の一つです。市場には、年間を通して見られますが、夏のスズキはよく太ってとても美味であることから、夏が旬とされています。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
こよみ ふとし♪ 二十四節気について発信していきます!
記事一覧

コメント(0)