『穀雨(こくう)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2023年4月20日(木)は穀雨(こくう)の日
期間は4月20日(木)から5月5日(金)まで。

穀雨には「種まきや田植えの時期に降る雨」という意味があります。
この時期の雨は「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」とも呼ばれ、あらゆる穀物に恵みを与えると言われています。そのためかつては、穀雨に合わせて農作業の準備を始めていました。
また穀雨は春の終わりの時期とされ、次の立夏(りっか)からは、夏の季節となります。

穀雨の時期に訪れる『八十八夜』
八十八夜は立春から数えて、八十八日目に当たる日のこと。
八十八夜の頃の霜を「八十八夜の別れ霜」といい、これ以降は霜は降りなくなって、気候が暖かく穏やかになると言われています。
また八十八夜に摘まれた新茶は上質で、不老長寿の縁起物とされています。
新茶は、二番茶に比べてカフェインやカテキンが少なく、旨味成分である「テアニン」が豊富に含まれています。2023年の八十八夜は、5月2日です。

【旬のさかな 】ホタルイカ
【旬のやさい】タケノコ
【旬のくだもの】グレープフルーツ

【穀雨のおすすめ食材】よもぎ
ハーブの女王と称され、大昔から薬草として利用されてきたよもぎは、栄養満点の緑黄色野菜です。とくに食物繊維・カリウム・ビタミンK・カロテン・クロロフィルが豊富で、食物繊維にいたっては、ほうれん草の約3倍も含まれています。
よもぎは、爽やかでスッキリした香りが特徴です。この香りには、リラックス効果や安眠作用があると言われていて、アロマとしても楽しむことができます。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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