二十四節気の食ネタについてお届けします。
2023年4月5日(水)は清明(せいめい)の日
期間は4月5日(水)から4月19日(水)まで。
清明とは、清浄明潔(しょうじょうめいけつ)という言葉の略で、すべての生命が明るく清らかで生き生きと感じられる頃という意味があります。
中国、台湾、香港などの中華圏では、春分の日から15日目(清明に入る日。毎年4月5日頃)は「清明節(せいめいせつ)」と呼ばれる祝日です。この日はお墓を掃除して墓参りをするため、「掃墓節(そうぼせつ)」とも呼ばれています。日本でいう「お盆」に当たる日です。また沖縄では中国からこの行事が伝わり、清明に「シーミー(またはウーシーミー)」と呼ばれる清明祭が行われます。清明祭では、先祖のお墓に親戚一同が集まり、お墓掃除をしてお供えをしたあと、お墓の前で宴会をします。
【旬のくだもの】イチゴ
【旬のやさい】新じゃが
【旬のさかな 】鰆(さわら)
【イチゴの食ネタ】
今が旬!甘いイチゴを選ぶポイントを簡単に3つご紹介します。
●表面の粒々が赤いもの♪
イチゴの果実は、表面の粒々部分。ここが熟し、赤くなっているかどうかを見ます。
●ヘタの周りまで赤く色づいているもの♪
ヘタの周りの白いところは糖度も低いので、全体が赤く色づいているものを選びます。
●ヘタの緑色が濃く、ピンと張っているもの♪
また、洗う時にヘタを取ってしまうと甘さの元であるビタミンCが流れ出てしまうので、取らずに洗うのがポイントです。
【イチゴの栄養効果】
イチゴにはビタミンCが豊富に含まれていて、2粒でレモン1個分、野菜の中でもトップレベルの含有量です。5~6粒食べれば1日に必要なビタミンCを摂ることができるのです。ビタミンCは免疫機能を向上させるので、ウイルスへの抵抗力がUPし風邪の予防に効果的。また、ビタミンCのコラーゲン生成効果によって肌にハリが出る、メラニン色素が薄くなりシミ・ソバカスが防げる、といった美容効果も期待できます。
さらに、イチゴには食物繊維も豊富に含まれています。100gあたりの食物繊維は1.4g。これはバナナよりも多い量です。食物繊維を摂ることでコレステロール値が安定するので、成人病の予防にも有効です。