『雨水(うすい)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2023年2月19日(日)は雨水(うすい)の日
期間は2月19日(日)から3月5日(日)まで。

雨水とは、降っていた雪は雨に変わり、冬の間積もっていた雪や張っていた氷が溶けて水になる頃という意味です。
草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹くのもこの頃です。

【旬の行事】 雛祭り
雛祭りは水に関係する行事で、雛人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来するため、水が豊かになる雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれるといわれています。

【旬のさかな 】蛤(はまぐり)
【旬のやさい】春キャベツ
【旬のくだもの】八朔(はっさく)

【雨水のおすすめ食材】蛤(はまぐり)
蛤は、雛祭りのお吸い物として欠かせない存在です。その他にも、焼き蛤や酒蒸しなどにも合うこの時期に旬を迎える食材です。
蛤の二枚の貝殻は、対のもの以外とは合わないことから夫婦の相性の良さを象徴する縁起物とされています。
蛤には、貧血の予防・改善に効果があるビタミンB12や疲労回復の働きで知られるタウリンが豊富に含まれています。その他にも体を整える鉄分や亜鉛、カルシウムやマグネシウムといったミネラルも多く含んでいます。
貝類の中でも特に脂質が少なく、ヘルシーかつ栄養たっぷりな食材です。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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