二十四節気の食ネタについてお届けします。
2023年1月20日(金)は大寒(だいかん)の日
期間は1月20日(金)から2月3日(金)まで。
大寒は、「一年で最も寒さが厳しい時期」という意味があります。
寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われます。
また「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。
「寒の水」
寒の内の間に汲んだ水のこと。この時期の水は、雑菌が少なく体にも良いとされてきました。
また、長期保存に向いているとされ「寒の水」で作られた味噌、醤油、酒は腐らないといわれています。
中でも、寒の入りから9日目に汲んだ寒九の水は薬にもなるといわれるほど良質とされ、酒造りにおいて最高の酒ができるといわれています。
【旬のさかな 】ワカサギ
【旬のやさい】小松菜
【旬のくだもの】金柑(キンカン)
【大寒のおすすめ食材】金柑(キンカン)
金柑は、古くから咳止めやのどの痛みを抑える薬用にも用いられてきました。
ビタミンCやビタミンE、ヘスペリジン、食物繊維など様々な栄養成分を豊富に含み、血流改善や老化、病気の予防、疲労回復などに効果を発揮します。
また、果物としては珍しくカルシウムが多く含まれています。
その他に、柑橘系の芳香成分には蓄積されたストレスを軽減させ、気持ちを落ち着かせる働きがあるとされています。
小さいのに栄養の宝庫金柑をぜひ今の旬の時期に味わってみてください。