二十四節気の食ネタについてお届けします。
『小暑(しょうしょ)』
2022年7月7日(木)は小暑(しょうしょ)の日
期間は7月7(木)から7月22日(金)まで。
小暑は「暑さがだんだん強まっていく時期」のことです。
梅雨が明け、蝉の鳴き声が聞こえ始める頃で、まさに夏の訪れを感じられるでしょう。
この小暑と次の節気である大暑(たいしょ)を合わせたおよそ1カ月を一年で最も暑い期間ということで「暑中」と呼びます。
この頃から「暑中見舞い」を出し始め、8月7日の立秋以降は「残暑見舞い」となります。
夏至を境に段々と日は短くなっていきますが、梅雨明け後は、強い日差しと共に気温が一気に上がるので、注意が必要な時期でもあります。
とくに今年の夏は猛暑予想。すでに最高気温の記録が更新されたり猛暑日が続いたりしています。
栄養たっぷりの食事と規則正しい生活を心がけ、夏の暑さに負けない体づくりをしましょう。
【旬のさかな 】鰻
【旬のやさい】モロヘイヤ
【旬のくだもの】スイカ
【小暑のおすすめ食材】スイカ
「夏の風物詩」「夏の果実の王様」などと親しまれているスイカは、約90%が水分ですが、栄養価が高く、ビタミン、ミネラル類を多く含んでいます。
また、トマトに含まれている成分のリコピンがスイカにも多く含まれており、その含有量はトマトと比べて1.5倍と非常に高いです。
その他に、スイカの種子と果肉には、カリウムという疲労回復や利尿作用がある成分が豊富に含まれています。
夏の暑さで疲れた身体に優しく、水分補給もできるため夏バテ防止に効果がある食材の一つです。