『穀雨(こくう)』

二十四節気と食ネタについてお届けします。

『穀雨(こくう)』

2022年4月20日(水)は穀雨(こくう)の日
期間は4月20日(水)から5月4日(水)まで。
穀雨(こくう)とは、「穀物を運んでくれる春の雨」という意味があります。
この時期の雨は「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」とも呼ばれており、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨と考えられてきました。不安定だった春の気候が安定し、種まきや田植えを始めるのに適した時期で農作業の目安にされています。

春のぽかぽか陽気で眠い…と感じることの多いこの季節、その「眠さ」の正体、実は気圧や気候の変化で自律神経が乱れやすくなるからだそうです…。
気圧や気候の変化が激しい春先に感じる疲労感や倦怠感を総称して「春バテ」と呼ばれています。規則正しい生活と栄養たっぷりの食事で健やかな生活を送りましょう。

【旬のさかな 】ホタルイカ
【旬のやさい】たけのこ
【旬のくだもの】甘夏

【穀雨の食ネタ】
穀雨の時期に旬を迎える「蓬(よもぎ)」。「ハーブの女王」と呼ばれる栄養たっぷりな万能薬草です。草餅や草団子で親しまれることが多いですが、天ぷらやお浸しでいただいたり、入浴剤やスキンケアとしての楽しみ方もできます。

《よもぎの主な効能》
●浄血・増血作用
●デトックス作用
●腸内環境の改善、便秘の解消
●美容効果
●リラックス・安眠効果

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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