2022年1月17日(月)は土用(どよう)の日
期間は1月17(月)から2月3日(木)
土用というと、「土用の丑の日」が浮かぶ人も多いと思うのですが、土用期間は、立春、立夏、立春、立冬の前の18日間。年に4回季節ごとにあります。
土用というのは、「土旺用事(どおうようじ)」を略した言葉です。「土旺用事」には、「新しい命を育てて、古い命が還っていく土が最も旺盛に働く期間のこと」という意味があります。季節が終わり、新しい季節に移り変わっていく、「季節の変わり目」のことです。
【旬のさかな 】 ヒラメ
【旬のやさい】白菜
【旬のくだもの】いよかん
【冬土用の食ネタ】
それぞれの土用には食べると良いとされているものがあります。「冬土用」には、「未の日(ひつじの日)」に「ひ」が付く食べ物や、赤い食べ物が良いといわれています。2022年の「冬土用」は、1月18日、30日が「未の日」です。
冬土用で食べるといいとされているものに、11月から2月中旬に旬を迎える「ヒラメ」が挙げられます。この時期のヒラメは脂がのっていて、身も引き締まっているのでとてもおいしくいただくことができます。
また、赤い食べ物といえば、「トマト」「赤ピーマン」「にんじん」など、リコピンが豊富に含まれているものが多いです。リコピンには抗酸化作用があり、生活習慣病や動脈硬化予防、ガン抑制、アンチエイジングに効果があるといわれています。
冬土用は、春を迎える大事な時期。新しい季節を迎えるため、心身の健康を見直すいい機会だともいえます。