二十四節気と食ネタについてお届けします。
2022年1月5日(水)は小寒(しょうかん)の日
期間は1月5日(水)から1月19日(水)
小寒は、一年で最も寒さが厳しくなる時期の始まりを意味しています。
小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、次の節気である大寒(だいかん)と合わせた約1カ月間は「寒中」「寒の内」と呼ばれる1年で最も寒さの厳しい時期になります。
【旬のさかな】伊勢エビ、鱈(たら)
【旬のやさい】水菜、せり
【旬のくだもの】みかん、りんご
【小寒の食ネタ】
1月7日は「人日の節句」。上巳の節句(桃の節句)や端午の節句などと並ぶ「五節句」の一つで、春の七草を入れた七草粥を食べる習わしがあります。
【春の七草】
せり・なずな ・ごぎょう・はこべら ・ほとけのざ・すずな(カブ)・すずしろ(大根)
七草をすべて合わせると約12種類の薬膳効果があり、含まれるビタミン・ミネラルは約7種類。
健胃効果・食欲増進・利尿作用・二日酔い解消・解熱・去痰・咳止め・気管支炎予防・扁桃腺炎予防・肝臓回復効果・そばかす予防・あかぎれ予防・心の安定効果などが期待されています。
食べ過ぎやすいお正月という時期、また、冬という風邪の多い季節に、ぴったりな食材ですね。