色がきれいな乾燥パセリの作り方【racssの菜園ごはん】

～北海道の家庭菜園から～
小さな庭の畑で野菜やハーブ、果樹を育てています。
パセリは意外と寒さに強くて、10度以下の気温でも収獲ができました。
そろそろ最後の収獲かな。

乾燥パセリを作ってみよう

ビタミンCたっぷり、彩りに便利なパセリ。
フレッシュな刻みパセリは香り豊かでお料理の味を引き立てますが、ちょっと苦いような味が好きじゃないという人もいますよね。
でも乾燥させると、きれいな色と軽い風味だけが残るのでより使いやすくなります。

もう冬が来るので家庭菜園のパセリをまとめて収獲してきました。

パセリはぶら下げて自然乾燥させても良いのですが、電子レンジを使うとあっという間にドライパセリになります。
しかも、色が自然乾燥させるよりも鮮やかに残るんですよね。
それで、我が家ではドライパセリを作るときは電子レンジを使うことに決めています。作り方を簡単にご紹介しますね。

電子レンジで作るドライパセリの作り方

パセリはきれいに洗ったら、太い茎と分け、お皿にひいたキッチンペーパーに広げます。

乾燥させるのは葉の部分だけ。（茎部分は束ねてブーケガルニなどに使うこともできます）

1回分は、ペーパーの上に重ならずに並べられるくらいの分量にします。

電子レンジに入れて500ワットで1分加熱します。そうするとしなーっとなるので一度取り出して蒸気をとばします。

冷めたらもう一度1分加熱し、取り出して冷まします。

カラカラになるまで乾燥させたいので、この時点でまだ足りないかなと思ったら、さらに追加で10秒、さらに10秒、と様子を見ながら加熱してください。
（乾燥しすぎると焦げてしまうので、注意して見ていてくださいね）

パセリがたくさんあるときは、一皿ずつこの作業を繰り返します。
完全に冷ましてから手で握ると、カシュカシュと音がして、おもしろいように粉々に！
このときに、葉の軸の部分が気になるようなら取り除きましょう。

瓶に入れて完成です。湿気の少ない常温で保存すればOK。乾燥剤を一緒に入れておくと安心です。

たっぷりのドライパセリができました。これで冬の間中、便利に使えそうです。

スープにパラパラ。

ところでパセリを電子レンジにかけている間、すごく甘いにおいが漂うんです。これ、パセリのにおいなんですね。わたしはいい匂いだと思う。

そういえば、パセリにはニオイ消しができる成分クロロフィルや殺菌・抗菌作用のあるフラボノイドが含まれていますよね。
ということは、電子レンジの中もしっかり消臭・殺菌されてきれいになっているかも？！

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こちら北海道も初雪が降り、そろそろ本格的に冬に入りそう。
畑も雪の間はお休みになります。今年の冬は何をして過ごそうかなあ。