二十四節気と食ネタについてお届けします。
『小雪(しょうせつ)』
2021年11月22日(月)は小雪(しょうせつ)の日
期間は11月22日(月)から12月6日(月)
読み方は、「こゆき」と読んでしまいそうですが、二十四節気では「しょうせつ」と読みます。
北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではなく、わずかな雪が降る季節という意味で「小雪」といわれています。
この時期は、よりいちだんと冷え込みが増し、空気も乾燥して風邪を引きやすくなります。お部屋を加湿したり、栄養が豊富な旬の食材をしっかり食べて冬本番に備えたいですね。
【旬のさかな】ハタハタ
【旬のくだもの】みかん
【旬のやさい】白菜、春菊
【小雪の食材】みかん
みかんとは皮をむきやすい小型の柑橘類の総称ですが、一般的には圧倒的に収穫量の多い温州みかんを指す言葉として用いられているそうです。
★みかんの栄養★
温州みかんは「ビタミンC」が豊富なため、肌荒れや風邪予防に効果があるといわれています。
また、果肉の袋には便秘改善の作用がある「ペクチン」も多く含まれています。
さらに袋や白い筋には、フラボノイドの一種「へスペジリン」が含まれており、高血圧や動脈硬化を予防する効果があるといわれています。
最近の栄養疫学研究によると、みかんの色素である「βークリプトキサンチン」には体内でビタミンAと同様の働きがあり、がん予防の可能性が期待されています。また、骨粗しょう症、リウマチ、糖尿病、動脈硬化になる危険性を下げるという報告もあります。
さまざまな栄養が含まれ、健康効果も期待できるみかん。おいしく食べて栄養補給したいですね!
参考資料:農林水産省ホームページ
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe1_05.html