二十四節気と食ネタについてお届けします。
2021年9月7日(火)は白露(はくろ)の日
期間は9月7日(火)から9月22日(水)
白露には「草花に朝露が付き、白く輝いて見え始める頃」という意味があります。
日中はまだまだ残暑が続くものの、朝晩は冷えるようになり、夜中に冷えた大気が朝露になって草花に降りるようになります。
ふと見上げた空がいつもより高く感じられたり、夜には秋の虫たちの合唱が聞こえてくるなど、季節は少しずつ秋へと移り変わっていきます。
【旬のさかな 】鰹(カツオ)
【旬のやさい】マツタケ
【旬のくだもの】栗(くり)
【白露の食ネタ】栗(くり)
ごはん、おかず、スイーツなど、幅広いレシピで楽しめる秋の味覚の代表格「栗」。
ちょっと意外な豆知識をご紹介します。
みんなが果肉だと思っている部分は種(*1)
栗の木には雌花と雄花があり、受精した雌花が実をつけます。もともと雌花にはトゲがあり、これが実をつけたときにイガになります。
イガは他の果物でいう皮に当たり、その中にある栗が果肉と種です。一般的に栗の皮だと思われている鬼皮が、他の果物の果肉にあたる部分。表面の皮(鬼皮)だけむいた渋皮つきのものが種。
1つのイガには通常3個の栗が入っている(*2)
雌花にあるトゲの部分は総苞(そうほう)といい、その中には将来、種となる子房が、通常3つずつ入っています。受精すると総苞はイガになり、子房が栗となります。そのため、一般的な品種ではイガの中に3個の「3つ栗」です。
ただ、茨城県のブランド栗「飯沼栗」のように、栽培技術によって、1つのイガに栗が1つだけ入った大粒の栗も生産されています。
★栗の主な栄養素と効能★
ビタミンC・・・免疫力UP(風邪予防)、美容効果
ビタミンB1・・・疲労回復
ビタミンB2・・・皮膚や粘膜の健康維持
カリウム・・・高血圧予防
葉酸・・・貧血予防
食物繊維・・・腸内環境改善、コレステロール低下
タンニン・・・抗酸化作用(老化防止・がん予防)
栗に含まれるビタミンCは、デンプンに包まれていて加熱しても壊れにくいという特徴があり、焼き栗や栗ご飯でもしっかりと栄養を摂取することができます。
また栗の渋皮には強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種タンニンが豊富に含まれている為、皮ごと食べれる渋皮煮などもオススメ料理です。
(*1)(*2)農林水産省Webサイト( https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1910/spe2_02.html )より
Hagukumiさん
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小沢直史さん、こんにちは。
思わず「へぇー」と唸る栗の豆知識、知らなかったことがたくさん。
教えて頂いてありがとうございます。
私の住む兵庫県は山の幸、海の幸に恵まれた土地柄ですが、丹波栗も名産品のひとつ。
この秋は栗を使って料理を楽しんでみようと思いました。
小沢直史さん
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Hagukumiさん、こんにちは♪
コメントいただきありがとうございます(^-^)
栗のトリビア、調べてみるとおもしろいですね。
栗の王様「丹波栗」が地元の名産品なんてとても羨ましいです!
大粒で上品な甘味の丹波栗は、いろんな料理で美味しく楽しめそうですね♪
大牧健二さん
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小沢直史さん、こんにちは♪
カツオ!松茸!栗!秋の香りがプンプンしますね(笑)
テレビでは野菜価格の高騰など気になるニュースも多いですが、
おいしい季節のもの、たっぷりと楽しみたいですね♪
小沢直史さん
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大牧健二さん、コメントいただきありがとうございます。
旬の食材は免疫UPの効果もありますので、美味しく栄養をとりながら「味覚の秋」を
満喫したいですね。