『小満(しょうまん)』

二十四節気と食ネタについてお届けします。

『小満(しょうまん)』
2021年5月21日(金)は、小満(しょうまん)の日
期間は5月21日(金)から6月4日(金)まで。

『小満』には、「全ての物がしだいに成長して、天地に満ち始める頃」という意味があります。

農作物の出来具合によって生活に大きな影響があった時代、秋に蒔いた麦の種に穂がつくのをみて「良かった、今年は順調に育っている」とほっと一安心(少し満足)したことから「小満」と言う名前がつけられた…という説もあるそうです。

【旬のさかな 】鱚(きす)
【旬のやさい】空豆
【旬のくだもの】枇杷(びわ)

【小満の時季の食ネタ】
小満の時期におススメの食べ物は「 麦秋(ばくしゅう) 」です。麦秋とは秋にまいた麦のこと。
麦秋は、寒い冬を乗り越えてきた麦で、実が引き締まり養分をたくさん蓄えている為、ご飯を炊く際に混ぜて炊くとふんわりして香りもよく美味しいです。

麦飯に使われる大麦には、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維が豊富に含まれており、また疲労回復に役立つビタミンB1も豊富です。

麦は、健康食として日本の食生活に長い歴史があり、江戸時代の天下人として知られる徳川家康も大麦入りの麦飯を好んで食べていたのだそうです。

[麦めしの優れた効果]
①血糖値・コレステロールの改善
②ダイエット効果(腹持ちが良い)
③便秘の改善
④デトックス効果
などなど

飽きずにおいしく食べるなら1.5割麦ごはん
白米2合といつもの水加減+大麦50gと水100ml 炊き上がり目安約2.4合です。

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コメント(2)

  1. 大牧健二さん

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    2021年5月21日

    小沢さん、こんにちは♪
    小満の由来…『少し満足したことから「小満」』の説(笑)
    昔から言葉を略すなんて遊び心があったとしたら面白いですね♪
    炊き上がった麦飯の香り、食欲を誘いますよね!

    1. 小沢直史さん

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      2021年5月21日

      大牧さん、コメントいただきありがとうございます!
      麺類やパン、ビール…などなど、麦が原料の食べ物は一年中ありますが、
      とれたての麦は旨さひとしおだそうです。