二十四節気と食ネタについてお届けします。
『清明(せいめい)』
2021年4月4日(日)は清明(せいめい)の日
期間は4月4日(日)から4月19日(月)まで。
清明とは、清浄明潔(しょうじょうめいけつ)という言葉の略で、すべての生命が明るく清らかで生き生きと感じられる頃という意味があります。
春たけなわ花の香りあふれる清明の頃は、みずみずしくて美味しい旬の食材がたくさん出回る時節でもあります。
【旬のさかな 】鰹(カツオ)
【旬のやさい】タラの芽
【旬のくだもの】デコポン
【清明の時季のオススメ食材!】
・鰹(カツオ)
清明の時期に獲れるものを「初ガツオ」、8月下旬~9月頃に獲れるものを「戻りガツオ」と言います。脂ののった「戻りガツオ」に比べると、「初ガツオ」は赤身でサッパリした味わいが特徴。
カツオは、血液をサラサラにするEPAや、コレステロール値を下げるDHAが豊富です。また必須アミノ酸もバランスよく含んでいて良質なタンパク質源でもあります。カツオの旨味は身と皮の間につまっているので、皮ごと食べるタタキは別格の美味しさになります。
・タラの芽
タラの木の新芽をタラの芽と呼びます。
独特の苦みや、もっちりした食感があり、春の息吹を伝える食材として人気のタラの芽。「山菜の王様」とも称されます。
天ぷらやおひたしにした時のほのかな苦みと香りは、格別の美味しさです。