立秋の次候『寒蟬鳴(ひぐらしなく)』

二十四節気(七十二候)と食ネタについてお届けします。

立秋の次候『寒蟬鳴(ひぐらしなく)』
2020年8月12日から8月16日

蝉の「ひぐらし」が鳴き始める時節。
ひぐらしは日が暮れてから鳴くことが多いので「日暮」とも書きます。
どこかノスタルジックで涼しげなひぐらしの鳴き声は、夏の夕暮れにピッタリのBGMです。

【旬のさかな 】車エビ
【旬のくだもの】スダチ
【旬のやさい】茄子(ナス)

【立秋 次候の食ネタ】茄子(ナス)
原産地はインド。奈良時代に中国経由で日本に伝わったのだそう。ナスはアレンジ料理が豊富で、和食、洋食、中華とさまざまな料理で重宝されています。

ナスの皮に多く含まれている「ナスニン」はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、高血圧や生活習慣病の予防、眼精疲労の回復などに効果があるとされています。
ナスの栄養成分は皮に多く含まれているので、皮ごと油で炒めたり、揚げたりすることで栄養をしっかりと摂取することができます。
また「ナスニン」は水に溶けやすいので、汁ごと食べられるような煮物や味噌汁などでいただくのもオススメです。

茄子を選ぶ際のポイント!
★表面の紫色が濃く、ムラがないもの
★ハリとツヤがあり、傷がなく重みがあるもの。
★ヘタは、とげが鋭く尖がっているもの

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