こんにちは。
食育インストラクターのまりこです。
食育講座を行う時に必ずお話することがあります。
それは「食の記憶」について。
幼い頃から食べていたもの、子どもの頃の食卓の光景、みんなで食べた遠足のお弁当、初めて作ったごはんなど、誰もが必ず持っているものだと思います。
だったらそれは、悲しくさみしい記憶ではなく、温かく幸せな記憶であって欲しいと思っています。
泉屋のクッキーに続く「食の記憶」第2弾
来ると落ち着く大好きな場所、浅草。
下町育ちの祖母と江戸っ子の祖父に連れられ、物心ついた頃からよく行きました。
今も時々、ふらっと足をのばします。
だいたいそれは、心がざわついた時。
仲見世を通り観音様に参拝しおみくじを引き、大黒屋で天丼を食べるとなぜか安心して、気持ちが落ち着きます。
急な階段、大きな湯呑み、祖父母で瓶ビールを1本注文し、板わさをツマミに美味しそうに飲む姿。
声をかけられると「孫なんですよ。かわいいでしょ」と遠慮なく答える姿。
今でも鮮明に覚えています。
大黒屋の天丼、ナガシマ(喫茶店)のプリンアラモード、駒形どぜうの柳川鍋は私の記憶に刷り込まれた味。
お土産に亀十のどら焼きと舟和のあんこ玉と芋ようかんを購入。
食育講座では「嗜好品はほどほどに」とお話ししますが、心にたっぷり栄養補給することが必要なこともたまにはあります。
見える景色はずいぶん変わったけど、変わらない味と空気はこれからもずっと、心の支えになるのだろうと思いました。
渋谷季里さん
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こんにちは✨
食の記憶。。。私も大事にしています。
とっても共感できる記事でした。
祖母が作るカレーは、いつもルウが完全に溶けていなくて、子どもの頃、茶色の固まりが肉だと思って口に入れたときの衝撃が忘れられないのですが、今では、カレーを作るたびに祖母の存在を感じたりして、ほっこりします😋
こういうお話大好きです🍀
また、楽しみにしています‼️
天丼…美味しそうだなぁ〜💕
真理子さん
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渋谷さん、ありがとうございます。
講座では必ず「食の記憶は刷り込みです」とお話することにしています。
楽しく幸せな食卓にして欲しいという願いと、一生付き合う食の習慣やマナーは幼い頃に身につければずっと忘れないからです。
カレールウの塊、わかります‼️
何気ないひとコマがずーっと記憶に残りますよね。
天丼、ごま油の香りが強くて好き嫌いありますが、私は無性に食べたくなる時があります。
上京の際に機会があったらご賞味ください。
岡田 記世子さん
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真理子さん
『食の記憶』まさに☝️ですね⁉️
食べ物であの頃のことを思い出す、鮮明に蘇るということ、多いですよね⁉️
わたしにもいろいろな思い出があります。
大人になっても追加されていきますし、たくさんのステキな思い出が食とともに多くの皆さんの心に刻まれていくと、いいですよね〜〜❗️