こんにちは!
編集部員の石垣桃子です。
野菜のムダをなくそう企画 Vol.11 ChefooDo(シェフード)主催のマクロビオティックとフードロスの2大テーマでイベントが開催されました♪
アメリカを拠点に活躍中のマドンナのパーソナルシェフを通算10年務めた西邨マユミシェフが、まだ食べられるのに捨てられてしまう「もったいない野菜」を使った美味しいお料理を提供。
お料理を楽しみながら、西邨シェフと一緒にフードロスについて考えました。
マクロビオティックは玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事をいいます。身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学をもつマクロビオティックはフードロスにも通ずることを学びました(^^)
今回の「もったいない野菜(未利用野菜)」とは、味や品質には問題がないにも関わらず、何らかの理由で廃棄されてしまう野菜です。例えば、袋詰めされている野菜の一部が痛んでいる、ピッキングの中ではじかれてしまう野菜、レタスの外側の葉といったように。色や形が悪く、市場に出回る前に産地で廃棄されてしまう野菜もありますが、それ以上に市場で廃棄されてしまっている野菜はたくさんあります。
ChefooDoでは、これらの野菜に価値を持たせ、美味しく調理することで少しずつフードロスへの関心を高めていくことを目的に、築地キッチンスタジオを活用してフードロスについて考えるイベントを行っています。
今回は、西邨シェフとChefooDoのみなさんと和やかな雰囲気で行われ、参加者からの質問も積極的に飛び交いリラックスしながらも楽しい雰囲気で過ごしました♪
〜〜メニュー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スイート・ベジタブル・スープ&ドリンク
ごぼうとにんじんのきんぴら
きゃべつとかぼちゃのウォーターソテー
プレスサラダ
小豆とかぼちゃのスープ
きのこと栗&玄米のリゾット
さつまいものチアシードスティック
参加者の中にはフードロスについて今まであまり気にしていなかった方もいらっしゃいました。しかし、ChefooDoの素晴らしいイベントによって、フードロスについて改めて考える有意義な時間になっていたようでした。次回のフードロス企画も是非取材にお伺いしたいと思います(^^)♪
西邨マユミ 一般社団法人ChefooDo会員
1982年に単独渡米、マクロビオティックの世界的権威である久司道夫氏に師事。その後マサチューセッツ州のクシ・インスティチュート・ケベット校の設立に参加し、同校の調理主任および料理講師に就任。同時にがん患者や子どものために食事を作る経験を通して、また働く女性でも無理なく続けられるよう、時代のニーズに合ったマクロビオティックのあり方を提唱・実践している。2001年より通算10年にわたり歌手マドンナ一家のパーソナル・シェフをつとめ、ワールドツアーにも参加。その他にもブラッド・ピッド、ミランダ・カー、スティング、ガイ・リッチー、ゴア元副大統領など多くのセレブリティに食事を提供してきた。
最後にChefooDoの活動についてご案内させていただきます。
ChefooDoとは
「Chef」料理人が「Food」食で「Do」行動する
ChefooDoの目指すのものは「食の力」でみんなの「笑顔」をつなげたい!
ChefooDoの3つのDo(行動)
1.みんなの笑顔を食で応援(食育の推進活動)
食事を楽しみ、基本的な食知識や食に対する「豊かな感性」を育むきっかけ作りを行い、食事を心から楽しめるような取り組みを行います。
2.地域の食材、伝統的な食文化を応援(地域社会との連携)
世界からも注目される日本の食文化の継承や、地域ならではの食材・伝統的な食材を守るための取り組みを行います。
3.励ましと絆作り(被災地の応援活動)
「食の力」を通じて、災害を受けた地域・人たちの元気と笑顔を増やしていく取り組みを行い、日本全国に「笑顔」の絆ができるような活動を行います。また、産業の復興を目指す取り組みを行います。
一般社団法人ChefooDoのホームページはこちら
大江亜矢子さん
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私自身、スーパーなどに出回っているきれいな野菜をいつも食べていて出回らない野菜を実際に調理して食べられる機会はなかなかないのできっかけ作りになる素敵なイベントですね!
もっと色々な「もったいない」を減らせたら良いですね ^^