こんにちは。
編集長の松林です。
最近日本でも耳にする機会が多くなった「ヴィーガン」。
ヴィーガンとは「絶対菜食主義者」という意味を持ち、「野菜しか食べない、だけならベジタリアンと一緒じゃない?」と混同されがちですが、ヴィーガンとベジタリアンは似て非なるものです。
ヴィーガンでは肉や魚はもちろん、卵、チーズ、バター類、はちみつ、ゼラチンなども一切口にしません。
欧米諸国を中心に、ライフスタイルとして、ヴィーガンとして衣食住を送る人は非常に多く、肉や魚を使うことが多い日本では、ヴィーガンは手頃なものになりにくい状況です。ただ海外からの観光客は年々増え続け、ヴィーガンへの需要は高まる一方です。
せっかく日本に旅行に来ても
「日本食は、魚出汁が基本的に使われているため、食べれるものがない」
「日本語が分からないので、どの食品が植物性食品のみで作られているか分からない」
「飲食店でヴィーガンと言っても理解されないことが多い」という声も多いようです。
動物愛護、世界の食料難の問題、アレルギー、健康などヴィーガンになる方の理由は様々。そうはいっても、ストイックで質素な料理ばかりではありません。最近では日本国内にも完全菜食をうたったヴィーガン・レストランも登場。見た目にも華やかで、体に優しいメニューが評判を呼んでいます。普段の食事でも、肉の代わりに大豆や豆腐、牛乳の代わりに豆乳やココナッツミルクを使えば、お手軽にヴィーガン食を作ることができます。
今回、ヴィーガンについていろいろ調べていたところ、大変ユニークな取り組みをされている団体と出会い、取材にお伺いしました。
BentoYa Cooking
外国人向けにヴィーガン・ベジタリアン和食料理教室を英語で開催しています。
BentoYa Cookingは、「うま味」を上手に使うことによって、世界中の人が楽しめる植物性のみで作られたヴィーガン和食・和スイーツを外国人にお伝えしています。東京都内・横浜・兵庫・大阪・京都で開催。未来の子供たちが暮らす日本、そして「世界をよりよい場所へ変えたい!」という想いから動物性原材料を使わない和食教室のコンセプトで始めました。何よりも、“野菜だけでこんなに美味しい和食料理が作れる!”という感動を、日本国内外に発信しています。
取材当日はヴィーガンラーメンと餃子の料理教室を開催中でした。
焼き上がりも美味しそう〜
BentoYa Cooking主宰 菅原様(右)池田様(左)
私たちの教室はヴィーガンでない方にも十分楽しんでもらえると考えています。ヴィーガンは特定の方だけの食事と見られがちですが、菜食者、菜食者ではない方どちらの方にも美味しく召し上がることができる食事です。また、”ミートフリーマンデー”という、「動物性食品の摂取を週1回は控えよう」という運動が世界中で広がっています。この運動により、菜食者ではない方も、菜食のお食事を楽しまれる機会が増えています。動物性の代替品で、お料理を考案するのも大変楽しいです!食育の3本柱である「選食力」を楽しみながら身につけることができるんですよ!
「食の楽しみ方は、人の数だけいろいろ!世界中のどなたでも和食が楽しめるようにこれからも頑張って発信していきますね!」
外国人と国際交流がしたい、英語でヴィーガン和食が学びたい日本人の方もレッスンに参加いただけます。
現在、外国人向け和食料理講師を目指すインストラクターコースも開講しております。
名畑のぞみさん
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松林さん
こんにちは。
とても興味のある記事でした!
外国の方が日本食を楽しんでもらい、それが話題になって和食の逆輸入ということもありそうですね。
申し込みたくなりました♪
大江亜矢子さん
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私もついついお肉やお魚に頼ってしまいがちなのですが、野菜だけでも美味しい料理が作れることを料理教室で実際に体験をすることでを実感できますよね!
ラーメンの上の肉味噌がお肉にしか見えないのでどうやって作っているのかとっても興味が湧きました!
私もぜひ参加してみたいです!
伊藤美有さん
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ヴィーガンという言葉、耳にしたことはありましたが記事を読むまで、実際のところなんなのかはよくわかっていませんでした。とても楽しく読ませていただきました!
これからどんどん需要も増えていきそうですね!
私も今度料理する際、意識してやってみようと思います!
金子典世さん
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最近ヴィーガンという言葉をメディアでもよく聞くようになりました!
レストランとかでも広がっている食事スタイルですよね!
実際に食べたことがないのでとても興味が湧く記事でした!ぜひ食べてみたいです!