こんにちは!
食めぐ編集部の石垣です。
おからパウダーをよく見かけるようになりましたね。
何やら、おからパウダーダイエットが流行っているそう。
実際どうなんだろう?
キッコーマン”おからパウダー”を手に取ってみると、裏面には「NIPPONおからプロジェクト」の表記が
おから研究家の高橋典子様にお会いしました!
おからとは
大豆から豆腐を製造する過程で、豆乳を絞った際の搾りかすのことを言います。
おからにはどんな栄養が?
食物繊維はごぼうの約2倍、おからの食物繊維は水に溶けにくいものです。
腸のぜん動運動を促してくれるので便秘の解消にもなり、大腸ガンの予防にもつながります。
カルシウムを含んでおり、たんぱく質や炭水化物(オリゴ糖が、腸内の善玉菌のえさになってくれます)、カリウムにも富んだ食材です。
脳の神経伝達物質になる栄養素(レシチン)も含んでいるので、記憶力を司る役割もあります!
おからの現状
大豆から、豆腐を作る過程で必ず豆乳とおからが生成されます。
しかし生成された生おからは、品質の劣化が早く日持ちがしないため流通させるにはとても難しいんです…。
世界中で多くのおからが廃棄されているのが現状です。
そこで、生おからを乾燥・粉砕することで日持ちが可能になったのが
”おからパウダー”
高橋典子さんは、豆腐は大量に生産されるのに、おからが廃棄になっている問題を企業に訴えたことで、日本で最も豆乳を扱っているキッコーマンよりおからパウダーが誕生しました☆彡
*おからパウダーを使ったお料理*
1.小麦粉の代わりとして
パンケーキの生地やカレーのとろみ付けに使えば、グルテンフリーの献立づくりに役立てられます。
クッキーやケーキに使えば、カロリーと糖分が抑えられるだけでなく、食物繊維とカルシウムが摂取できるので、年齢や性別、ライフスタイル問わず健康の維持に役立ちます👌
揚げ物に使えば、油の吸収率があぶらよりも少ないので低脂質の食事が美味しく作れます。
ハンバーク、お好み焼きなどおからパウダーの使い道はたくさん!
高橋さんが作ったおからパウンドケーキ(チョコレートとジンジャーの2種)はとっても美味しかったです‼️
これにおからが❓と入っているのが分からなほどにしっとりしていて美味しいケーキでした😍
2,おかずの他にも
おすすめは大根おろしに混ぜること。
大根おろしの栄養は、水溶性の為おろした時に出る水分に含まれています。水分を絞って捨ててしまい固形部分だけを食べるのはもったいない…!おろした大根おろしに、おからパウダーを適量混ぜると、おからパウダーが水分を吸収してくれるので、大根おろしの本来の栄養分をムダなく摂取することができます。
味はパウダーを混ぜていないものとほぼ変わりなく、違和感なく召しあがっていただくことができると思います。
高橋典子さんから、「おからは廃棄になるようなものではなくて、立派な”食材”として使われるようになって欲しい!!」お話していただきました。
商談中は藤岡弘さんプロデュースの藤岡コーヒーを飲みながら…☕️
おからパウダーがあることで低糖質食や低脂質食などエネルギー制限をしなくてはいけない患者様の病院食にも活用ができたら、より美味しい病院食の提供を可能にするのでは…!?と感じました。
関東農政局鶴岡さん(左)、おから研究家高橋さん、私(右)です。
3人が来ているエプロンはおからで麻の生地を「のこり染」で染め上げた素敵なエプロンです(^^)
廃棄になるおからは食材はもちろん、お掃除や染め材にもなるんですね💡
ハンドメイドマーケットminne で販売中です。
NIPPONおからプロジェクト
美味しく、健康で、エコな食生活を目指すため、
日本が誇るともいうべく有能食材「おから」の普及を図るために、
皆様に新しいおからの食べ方、使い方の提案をしています。