9の「こしょく」について

今週は涼しい日が続いていますね。

今日は少し硬い内容かもしれませんが…

「生活習慣病を患う子供が増えている」
ことが最近の社会問題の一つに挙げられていることについてお話したいと思います!

この背景には、「こ食」が問題視されています。
「こしょく」は年々時代の流れとともに8つ、9つと数が増えている気が…。

 

今のご時世そんな事言っても難しいでしょう!
とは思いますが、知っているかそうでないかだけでも大きく違いますので簡単に説明したいと思います(^^)

① 孤食
一人で食べる。

②個食
家族それぞれが違う食事をとる。

③ 固食
自分の好きなものしか食べない(食べるものが固定されている)。

④ 粉食
粉製品……例えば、パンやパスタなどの小麦粉食を好んで主食にする。

⓹ 小食
食べる量が少ない

⓺ 濃食
濃い味付けの食事を好んで食べる

⓻子食
子供だけで食べる

➇戸食
食事は外食ばかり

⑨虚食
何も食べない

です!
知らなかった方はふーんと言うくらいでも全然構いません。

では、こういった「こしょく」が将来の生活習慣病とどう関わるか?といいますと

①孤食
一人で食べていると会話ができませんので社会性が育ちにくくなります。

②個食
食べるものが違ってしまいますと、食事を通した連体感や協調性が育ちにくくなります。

③固食
同じ食べ物ばかりでは栄養バランスに偏りが生じます。
また、自分で選択したものに固定されるので自己中心的な性格を形成する要因に。

④粉食
粉ものには柔らかいものが多く噛む力が弱くなってしまいます。
噛む回数が少ないことから食べ過ぎにつながりやすくなります。

⓹小食
活動のエネルギーが足りず、無気力になりがち。

⓺濃食
素材の繊細な味や香り等を感じる感覚が育ちにくいので味覚に影響が。
濃味に慣れてしまい、大人になってからも濃味思考になってしまう。

⓻子食
好き嫌いを自由に判断できることから偏食になりやすくなります。

➇戸食
脂肪と塩分の摂取過剰、野菜と乳製品不足の近道になりがちです。
命を”いただく”感謝の心が芽生えづらい傾向になります。

⑨虚食
朝食を食べる習慣がないと、食事のリズムが体内で作れず他の食事に大量摂取。夜食にも食べてしまい、いつまでも胃の中に食べ物があるので翌朝は何も食べないのルーティンが確立されてしまう。

以上、いかがでしたでしょうか?
忙しいお母さんお父さんが多いとは思いますが
頭の片隅にでも入れていただけたら幸いです…(*^^*)

職業:食育関連
資格:食育インストラクター、管理栄養士、栄養士、食品衛生管理者
好きな料理、食べ物:チョコレートが大好きです
ディズニーが大好き!休みの日は沢山歩いてパークを堪能します♩
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コメント(1)

  1. 小竹一臣さん

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    2018年9月4日

    こんばんは!6つのこ食は知っていましたが、あと3つも?
    勉強になりました。ありがとうございました。^^