こんにちは!
今日は、食事と食後の口の中の環境変化についてお伝えしたいと思います。
よく、規則正しい生活がいいと言われていますが、それはなぜか?
なぜ、食事は1日3回といわれているのか?
歯科の立場からお話します。
口の中は唾液(つば)の作用で通常pH5.5程度(中性)に保たれています。飲食をすると、口の中が酸性に傾きます。虫歯の原因菌は酸性の環境で活発にあり、歯を溶かし始めます。
食後約30分~1時間をかけて唾液が酸を中和し口の中を中性に戻します。そして、唾液中のカルシウムやリンが溶けた歯を修復します。これを再石灰化といいます。
もし、1日中だらだら食事をしていると、
口の中が酸性の環境のままで、虫歯菌が活発に活動を行います。
睡眠中は唾液の量が減り、唾液による回復力が落ちるので、寝る前に食事をすると口の中が酸性に傾いたままになってしまいます。
お口の中も休憩時間が必要なんですね。
唾液がしっかりと働き、中性に戻ってから次の食事を行うことで、虫歯のリスクを軽減します。
生涯にわたっておいしい食事を食べるために、今から自分の歯を大切にしていきましょう!!
まつかさん
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ゆっきーさん、はじめまして
とても勉強になりました☆
健康でいる為には、きちんと食べられる歯であることも
非常に重要なことですよね!
歯磨きだけでなく、口の休憩時間も意識してみようと思いました♪
口腔外科医☆ゆっきーさん
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まつかさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
理由がわかると意識しやすいですよね。
まずは、専門家である私たちから実践していきましょう♪